「課外学習にスタジアムを」 元なでしこDFも唸った一言…女子サッカー発展のために見出した”妙案”
近賀ゆかりがゲストとして登場
WEリーグのサンフレッチェ広島レジーナに所属する元なでしこDF近賀ゆかりが12月26日、都内で行われたKDDI主催の「ワークショップ」にゲストで登場。女子サッカーの発展について参加した女子中高生と議論を交わした。 【写真】「美人姉妹すぎ!」 なでしこ清水梨紗、“ドレスアップ”姉との並び「同じ顔」 冒頭のゲストトークでは、近賀が抱いた女子サッカー発展への思いが明かされた。先輩たちの背中を見て「女子サッカーがメジャーなスポーツになるように」という思いを抱き、プレーを続けているという。2011年の女子ワールドカップ優勝の出来事を中心に、初代表選出の裏話などを明かしてくれた。 そして、近賀はこの日参加した女子中高生と「サッカーが上手くなるためには?」「サッカーを楽しむ人を増やすには?」という2つのテーマでグループワークに参加。練習だけでなく、コンディション面や、普段の食事のバランスについても話し、現役選手の目線から地域密着の重要性を伝えた。 そのなかで、参加した1人が「校外学習でスタジアムに行けるといいな」と話すと、近賀も「いいね!」と好反応。最近ではハーフタイムにアイドルグループなどがライブイベントなどを行うことで集客や、認知を広げていく動きもあるなかで、学校行事の一環とした大胆なアイディアが浮かんできた。 グループワーク内でのまとめでも「ぜひ校外学習にスタジアムを。カリキュラムにお願いします」と話に出たように、少年少女にとってサッカーが身近に感じられる機会を求める声も上がった。近賀はそれ以外にも「想像を超えるいいアイディアをいただいた」とこの日の収穫も口にした。 近賀は最後に「今、女子サッカーとして抱えている問題も改めて知ることもできました」と、女子中高生たちが抱える悩みや問題に寄り添い、「女子サッカーが日本のサッカー界を盛り上げる。そんなサッカー界にしていきたい」と締め括った。
FOOTBALL ZONE編集部