甲府の主将DF関口正大が長崎に完全移籍「僕は弱い人間です。優しい甲府の雰囲気は居心地が良くて大好きですが、このままでは…」
V・ファーレン長崎は28日、ヴァンフォーレ甲府の主将DF関口正大(26)が完全移籍で加入することを発表した。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 関口は2021年に法政大から甲府へ加入し、2022年には主力として天皇杯初優勝に貢献。2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も経験した。 甲府のキャプテンは昨年7月から担当。今季はJ2リーグ戦36試合に出場し、1得点を記録していた。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント ●DF関口正大 (せきぐち・まさひろ) ■生年月日 1998年4月21日(26歳) ■出身地 新潟県 ■身長/体重 172cm/66kg ■経歴 clubF3-FC五十嵐Jrユース-新潟明訓高-法政大-甲府 ■出場歴 J2リーグ:143試合4得点 カップ戦:2試合 天皇杯:9試合 ACL:8試合1得点 ■コメント ▽長崎 「ヴァンフォーレ甲府から加入しました関口正大です。このタイミングでお話を頂けたことに強い責任感と使命感を感じています。 この感情を力に変えてV・ファーレン長崎の為に走り・闘い続けます! 必ず目標を達成してみんなで喜びましょう!!マサって呼んでください!よろしくお願いします!」 ▽甲府 「この度、V・ファーレン長崎へ移籍することを決断しました。 この決断に至るまでにたくさん悩みましたが、全てを文面で説明することは難しいので、僕が思っている事実だけを皆さんに伝えさせてください。 特別指定選手時代を含め、5年間本当にお世話になりました。僕は甲府が大好きです。 コロナ禍で加入したときはスタジアムに声援がなく、思っていたプロサッカー選手とかけ離れていました。ただ、天皇杯優勝・ACL出場と様々な経験をさせて頂いた中で常に素晴らしいファン・サポーターの存在がありました。その存在が僕を成長させてくれました。ときにぶつかることもありましたが、僕が今まで取ってきた言動に嘘はありませんし後悔もありません。 ただ、キャプテンとして、そして1人の人間として、もっと様々な経験をしなければいけないと強く感じた今シーズンでした。 僕は弱い人間です。優しい甲府の雰囲気は居心地が良くて大好きですが、このままでは自分に甘い人間になってしまいそうで怖くなりました。 もっともっと成長したい。大きい人間になりたいと思ってしまった僕を許してください。 まだまだ伝えたいことはたくさんありますが、本当にありがとうございました。 ヴァンフォーレ甲府が大好きです。 また会いましょう。」