左SBはリヴァプールが補強すべきポジションか OBハマン氏が獲得を推すのはボーンマスで躍動する21歳
ロバートソン、ツィミカスがいるが
ここまでプレミアリーグ、CLで首位を走り、カラバオカップでも準決勝進出を決めたリヴァプール。アルネ・スロット新監督率いるチームは最高のスタートを切っている。 そんななか、リヴァプールOBディートマー・ハマン氏が次の移籍市場での補強ポイントとして挙げたのは左サイドバックだ。すでに同ポジションにはアンドリュー・ロバートソン(30)とコスタス・ツィミカス(28)といった選手らがいるが、ハマン氏は30歳を迎え、今季はパフォーマンスが下がっているロバートソンの世代交代の時期がきたと感じているようだ。 そしてロバートソンの後釜に相応しい人物としてハマン氏が古巣リヴァプールに獲得を推す選手がボーンマスでプレイする21歳のミロシュ・ケルケズだ。 「ミロシュ・ケルケズは素晴らしい選手だ。プレミアリーグで何度もその姿を目にしている。良いプレイをすれば、多くの関心を集めるだろう。アンドリュー・ロバートソンは30歳で、コスタス・ツィミカスは素晴らしいバックアップだ。しかし、彼(ツィミカス)はここ2シーズン、移籍を希望している。リヴァプールはこのポジションを確実に検討すべきだ」 「ロバートソンは素晴らしい選手だが、今は調子を落としている。ケルケズやアルフォンソ・デイビスのようなレベルの選手がいるなら、なぜそれを狙わないのか。ミロス・ケルケズはヨン・アルネ・リーセを思い出させる」 「リーセは前線に飛び出すのが好きで、非常に攻撃的な左サイドバックだった。彼は素晴らしいシュートを持っていた。サイドバックが守備をしっかりこなし、得点も決め、ゴールをアシストし、クロスボールも数本上げられるなら、それに越したことはない。試合がずっと楽になるからね」(『Boyle Sports』より) ケルケズはここまでリーグ戦16試合に出場し、1ゴール2アシストをマークしており、今シーズンは特に印象的なパフォーマンスを見せている。すでにマンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を持っていると考えられており、このままいけば近い将来ビッグクラブへの移籍が予想されている逸材の1人だ。そのためリヴァプールが獲得を狙うのであれば、早めに動き出す必要があるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部
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