電撃移籍もあり得る!? DeNAのトレード注目選手(4)厚いキャッチャー層は破れない…?
三浦大輔監督が就任4年目を迎えた2024年シーズンの横浜DeNAベイスターズ。今季は交流戦後半から復調の兆しを見せたが、石田健大や上茶谷大河など、主力級の離脱も見られている。7月31日までがトレード可能期間となるが、緊急補強に動く可能性も考えられるだろう。今回は、DeNAでトレード候補となり得る選手を紹介する。
益子京右
投打:右投右打 身長/体重:176cm/86kg 生年月日:2000年12月27日 経歴:青藍泰斗高 ドラフト:2018年ドラフト5位 チームの編成上、トレード候補と考えられるのが捕手の益子京右だ。 青藍泰斗高では、強肩に加えて高校通算23本塁打という実績を残し、スカウトから高い評価を得ていた。その後、横浜DeNAベイスターズからドラフト5位で指名され、高卒でのプロ入りを実現させた。 入団後はファームで経験を積んでいたが、打率は2割台前半だった益子。そんな中、プロ3年目の10月23日の中日戦で初めて一軍でマスクを被り、同試合でプロ初安打もマーク。ここから勢いをつけたいところだった。 しかし、翌2022年は一軍出場がわずか1試合に。昨季はファームで打撃面の成長を見せたが、山本祐大の台頭もあり、前年に続いて一軍出場は1試合にとどまった。 今季もここまで一軍昇格はなく、二軍でも打率2割前後にとどまっている。 DeNAは山本を筆頭に、経験豊富な伊藤光、将来性豊かな松尾汐恩など、キャッチャー陣の層が厚いチーム。出場機会を求めてのトレードは十分に想定される。
ベースボールチャンネル編集部