赤井英和×赤井佳子 夫婦円満の秘訣とは?「30年、惚れたところはお互いに変わらない」「佳子ちゃんと一緒の生活が、僕にとってはプライスレス」
夫・赤井英和さんの謎めいた日常をつぶやくSNSで人気を集める赤井佳子さん。「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2022」の芸能部門にも輝いた仲良し夫婦は、お金の使い方もユニークで……(構成=内山靖子 撮影=木村直軌) 【写真】14LDKの広い自宅内をあちこち案内してくれる英和さん * * * * * * * ◆ボクサー時代に味わったお金への不信感 ――現在は数々の映画やドラマで活躍している英和さんだが、プロボクサー時代には《浪速のロッキー》と称され、大阪城ホールを満杯にするなど人気を博し、輝かしい戦績を残した。契約金やファイトマネーも相当な額だったのではと思いきや……。 英和 いやぁ、ボクサー時代はつくづくお金に苦労した。「ファイトマネーもかなりの額だったでしょう」って聞かれるけど、当時、もらっていたのは現金じゃなくて、会場の2階席の3000円の切符。 「この切符3000枚やるから、売れば売っただけ、お前のファイトマネーになる」と所属ジムの会長に言われた。「すいません、この切符買ってください」とあちこちに頭を下げて回るような生活だったなぁ。 佳子 あれだけの成績を上げたのに、おかしな話よね。
英和 うん、連勝しているうちにテレビ中継もバンバン入るようになり、契約金だけでも相当な額になったはずだけど、試合の裏でそんなお金が動いていたこともぜんぜん知らんかったから。 いくら勝っても生活は苦しいままだったし、そう言えば、会長はごっついビルを建てたなぁっていう感じだった。でも、その事実を知ったのは数年前で、会長に確かめようにもすでに亡くなってるし。 佳子 そこから、お金に不信感を抱くようになったのよね。信頼していた人も変えてしまう力がお金にはあるって。お金というのはとてもありがたくて大事なものだけれど、怖い面もある。だからこそ、私が防波堤にならなければと思ったの。 かずくんに二度と嫌な思いをさせないように。お金のことは一切気にせず、俳優の仕事に集中できるよう、赤井家の家計は私がきちんと管理しようって。 英和 ありがとう。佳子ちゃんと一緒になってから、ホンマに生活が安定してる。 佳子 結婚して以来、事務所を設立し、税理士さんに相談しながら、1円たりとも間違いがないようにやってきたので、うちの家計はクリーンです。 英和 家計簿も、1円単位でつけてるの? 佳子 いや、そのへんはざっくりと(笑)。子どもたちの意見を聞いて、中学からの海外留学を決めたあと学費の高さにビックリしたり。でも教育費は大事だし、その時々になんとかやれている感じかな。
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