スパイバーの研究開発にケリングなど4社が参画 循環型に向け化学薬品の影響を調査
ケリングのマテリアル・イノベーション・ラボのトップ、クリスチャン・トゥビト(Christian Tubito)は、「循環型の産業を実現するためには、あらゆるソリューションを検証しながらさまざまな段階でのアプローチが必要だ。同プロジェクトは、繊維リサイクルに新たな道を開く野心的で挑戦的な取り組みだ。リサイクルが最終手段から、使用不可能な繊維を生まれ変わらせる新たな選択肢になることを期待したい」と話した。スパイパーは、ケリングのいくつかの工場と連携し素材開発も進めている。
同プロジェクトの調査結果は、参画企業以外のブランドも閲覧可能なデータベースにまとめ、デザイン設計における繊維や染色の影響を把握するために活用してもらう。データベースは年内に公開予定。