マンチェスター・シティがトッテナムと激突(C)Getty Images

2022-23シーズンのFAカップ4回戦が日本時間1月26日～30日に開催される。 ■トッテナム vs マンチェスター・シティ ポステコグルー新体制で躍動するトッテナム。一時の不調を乗り越え、ウィンターブレイク前最後の試合でもマンチェスター・ユナイテッド相手に敵地で追いついてのドローと手応えを感じる内容だった。しかし今回の王者との一戦では、代表活動によってソン・フンミン、イヴ・ビスマ、パペ・マタル・サールと主力3人が不在に。難しいやりくりを迫られることになる。1月の新加入選手であるヴェルナー、さらにドラグシンらの活躍に期待だ。 一方で前回王者マンチェスター・Cは、直近の公式戦4連勝中。ハーランドは依然として離脱が続いているものの、頼れる司令塔デ・ブライネが完全復活。5カ月ぶりの復帰戦、わずか21分の出場で1ゴール1アシストと圧巻のパフォーマンスを見せている。チームの雰囲気も良く、休暇明けの大一番でも状態良く臨むことができそうだ。ハイプレスを狙うトッテナムをいなし、敵陣でのプレータイムを伸ばせるだろうか。 ■リヴァプール vs ノリッジ 3回戦でアーセナルとの大一番を制したリヴァプール。直近5連勝でプレミアリーグ首位も快走しており、勢いという面では現在イングランド最高のチームだろう。遠藤航とサラー、アレクサンダー＝アーノルドの離脱は確かに影響を与えているものの、若手選手の台頭や主力選手の好調のおかげであまり不在を感じさせない戦いができている。チャンピオンシップ（イングランド2部）8位に沈むノリッジとの選手層・質の差は明白だ。それでも何が起こるかわからないのがFAカップであり、油断は禁物。アンフィールドで最初から最後まで主導権を握れるだろうか。 ■その他の試合 好調の坂元達裕が所属するコヴェントリー・シティはシェフィールド・ウェンズデーと、三好康児が所属するバーミンガムはレスターと対戦。またフラム対ニューカッスル、チェルシー対アストン・ヴィラなどプレミアリーグ同士の激突にも注目だ。