ハーランドが新契約でプレミア一番の高給取りに!? ロマーノ氏はレアルに対する契約解除条項を否定
一部ではレアル移籍が囁かれているが……
マンチェスター・シティとアーリング・ハーランドとの間で交わされる新契約について、移籍の専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏の発言が話題となっている。 [動画]第3節 ハーランド 圧巻のハットトリック 現在、破竹の勢いでゴールを量産し続けているハーランドは、新契約でプレミアリーグ最高額であるケビンデ・ブライネの週給42万ポンドを更新することが見込まれている。 ただ一部の報道では、この新契約にレアル・マドリードへの移籍を優先するための契約解除条項が組み込まれると噂されており、それについてロマーノ氏が否定した。 「マンチェスター・シティは、ハーランドの契約に契約解除条項が存在しているが、それは特定のクラブに対するものではない。彼の退団の可能性に対する条項はあると思うが、それはレアル・マドリードだけではない」 「この種の噂は常にあるが、ハーランドの契約にはボルシア・ドルトムント時代から常に条項が含まれていた」 例え今回の契約に契約解除条項が含まれるとしても、それはハーランドにとって通常の契約の形ということだろう。クラブとしてはこれほどのスター選手を囲いたいところだが、彼の姿勢を理解して上手く付き合っていくしかないのかもしれない。 またロマーノ氏によると、シティはハーランドとの契約を最優先事項と考えており、すでに6~7カ月前から話し合いを進めてきたという。そして現在、彼がこのチーム内で絶好調であることからも想像つくが、クラブとハーランドとの関係は非常に良好で、前向きな話し合いがされているそうだ。 そうなるとレアル・マドリードないし他のクラブへの移籍が現実味を帯びてくるのは、シティとの関係性が大きく変わった時以外にはないのではなかろうか。果たしてこの契約解除条項が今後どう影響するのか、彼らの今後を見守りたい。
構成/ザ・ワールド編集部