福島県川内村産クラフトジンのカクテルをどうぞ 19日に南相馬で試飲会
福島県川内村で製造が始まったクラフトジンを使ったカクテル試飲会は1月19日、南相馬市の「Bar Wizard(バー・ウィザード)」で開かれる。同店の草野聡店主はバーテンダーの国際大会で最高技術賞を獲得している。世界トップの技で福島県産ジンの魅力をアピールする。 クラフトジンは、川内村の蒸留所「naturadistill(ナチュラディスティル)川内村蒸溜所」で製造する固有種蒸溜酒。宇都宮市出身で福島大卒の大島草太さんが今年11月に開設した。草野さんが、店の客でもある大島さんの取り組みを応援し、県産ジンを広めようと試飲会を企画した。 19日は大島さんが商品や蒸留所開設への思いなどを語る。草野さんはクラフトジンをベースにしたカクテル数品を振る舞う。「かんきつ系のさわやかな香りがするジンなので、風味を生かしたカクテルを見つけたい」と草野さんは膨大なレシピの中から、当日提供するメニューを考案している。県内外のバーテンダー仲間にも来店を呼びかける。
試飲会は2部制で午後1時30分からと同3時30分から。参加費は3000円。申し込みはバー・ウィザード 電話0244(26)3980へ。 ◇ ◇ 草野さんは2023(令和5)年の全国バーテンダー技能競技大会で優勝、日本代表として今年11月に開かれたワールド・カクテル・チャンピオンシップ(WCC)で最高技術賞に当たるベストテクニカルスキルを受けた。