【ぶっちゃけ中古物件ってどうなの?】「いい中古物件」と「悪い中古物件」を見抜くシンプルな方法
● 事前に物件の管理情報が手に入るメリットもある 中古マンションならではのいい点もあります。新築マンションはこれから建つ物件を検討し購入すること(竣工前購入)がほとんどですが(完成後に販売される竣工後販売物件も一部あります)、中古マンションは既に建っている物件であるため、そこの住民の暮らし方、実際の眺望、日当たり、風通しを購入前に確認することができます。 そしてもちろん、新築から時間が経っているので、その時点までどのような管理が行われているのか、今後どのような計画が立っているかなどもわかります。 新築マンションだと、どういった管理体制になっていくのか、住民の質はどうなのかを知ろうとしても限界があります。 対して中古マンションであれば、ゴミ捨て場や掲示板、内見時にすれ違う住民などを見ればある程度どういった人が住んでいるかは掴むことができますし、管理状況は不動産会社に確認すれば教えてもらえます。 同じ建物に住む人が自分にあった価値観の人たちかどうかは、ストレスを減らす意味で非常に重要ですから、これは大きなメリットでしょう。 なお、内見時に ・駐輪場が散らかっている ・ゴミ捨て場が汚い ・掲示板に注意の掲示物が多い ・共用部の電球が切れている などの特徴が見られた場合は、管理ができていない物件の可能性が高いので要注意です。
江口亮介