エル・デスペラード プロレスラーを目指したきっかけ「スタン・ハンセンにぶっ飛ばされた」
■お笑い怪獣・明石家さんまさんとの"対戦”は「緊張して記憶がない」
さらにデスペラード選手は、2023年にテレビ番組『踊る!さんま御殿!!』に“弱メンタル”な芸能人として出演。自身の席の目の前には、デスペラード選手が大ファンだという、水曜日のカンパネラの詩羽さんが座っていたこともあり、収録時はかなり緊張したそうです。 ――2023年には『踊る!さんま御殿!!』に“弱メンタル”な芸能人として出演されていましたが、実際に出演されていかがでしたか? 吐きそうでしたね。本当に、怖かったです。僕も東京ドームでシングル戦であったり、タイトルマッチというのもいくつかやらせてもらっていて、武道館のメイン、シングルだけでもたしか3、4回あがってるんですよ。たぶんもう正直、国内だとどこのリングに上がっても緊張しないんですよ。それはやっぱりプロレスというものを常日頃から考えて、プロレスっていうものをずっとやってるから、練習をとにかくしてきた自信があるので“大丈夫です”っていう自信はあるんですけど、「テレビです!」ってバーンって投げられたら“練習したことないです!”ってなっちゃって。(練習してないことは)無理です。 ――収録には明石家さんまさんや、大ファンの詩羽さんがいましたがいかがでしたか? 目の前に詩羽さんがいたのもやばかったですね。収録は2時間で立ちっぱなし、しゃべりっぱなし、しゃべらせっぱなし、笑わせっぱなしを常にやってるさんまさんがおられて、収録の後半30分くらいは記憶がないんですよ。緊張と気疲れといろんなもので。でもずっと立っておられて、やってるのを見た時に、こういう人がプロレスでいえば長州さんだったりとか、それこそアントニオ猪木さんだったり、ジャイアント馬場さんだったりとかっていう人たちなんだろうなって思っちゃいました。BIG3と呼ばれる方々がおられるじゃないですか。たぶん、オーラのタイプは違うと思うんですけど、こういう人なんだろうなというのは感じちゃいましたね。 ――またオファーがあれば積極的に出演したい? “出たい”はないですよ。ただ、そんなことを言っているとプロレスというものは広まらないんで…、出ますけど(笑) 積極的ではないです。出たら出たで一生懸命頑張りますけど。