ジョージア大統領選、ロシア寄り候補が当選 親欧米派は認めない構え
南コーカサスの旧ソ連構成国ジョージアで14日、大統領選が行われ、ロシア寄りの与党「ジョージアの夢」が擁立した元サッカー選手で前議会議員のカベラシビリ氏が当選した。ただ、今回から国民の直接選挙でなく議会議員らの投票で選出。親欧米派は10月の議会選で不正があったとして再選挙を求めており、大統領選の結果も認めず抗議活動をする方針だ。 【写真】EU加盟交渉の停止への抗議デモに参加するガスマスクを着用した人々=ロイター 大統領選は、議会議員150人や地方代表109人を含む300人が投票。ロシア国営タス通信によると、唯一の候補者だったカベラシビリ氏が有効な224票の全票を獲得、当選に必要な200票を超えた。
朝日新聞社