大竹しのぶ、岩谷時子賞受賞「物価高の折に高額な賞金まで頂いて、どうしましょう…」
女優で歌手の大竹しのぶ(67)が18日、都内で行われた「第13回 岩谷時子賞」授賞式に登場した。 【画像】大竹しのぶ、岩谷時子賞受賞「物価高の折に高額な賞金まで頂いて、どうしましょう…」 同賞は、作詞・翻訳家の故・岩谷時子さんが日本の音楽や芸術の発展・復興に寄与することを目的として設立した岩谷時子音楽文化振興財団が、2010年に制定したもの。 舞台に映画、コンサートなど多方面で活躍する大竹は岩谷時子賞を受賞した。 トロフィーを手に、「朝、会場に来て、岩谷先生のお写真を見て、“こんなに優しいお顔をされているんだ”って思った。いろいろな言葉を紡ぎだして、いろいろな歌を作って、たくさんの人を慰めていらしたんだなって思ったら、胸がいっぱいになった」と感無量。「本当に私はいい作品に出会えて幸せだなって心から思っています。どんなに頑張ってもたまにはひどい本とかもあるし、どうしようもない時もあるけど、本当にいい作品に巡りあえて幸せです」と振り返った。 現在は故・井上ひさしさん作の舞台「太鼓たたいて笛ふいて」に出演中。「井上先生の言葉が客席に染みわたっていくのをひしひしと感じている」と明かし、「私たちは言葉を伝える仕事なので、これからも岩谷先生の言葉を、思いを伝えていけるように一生懸命頑張っていきたい」と決意を語った。 この日、大竹にはトロフィーの他に賞金も贈られ、「物価高の折に高額な賞金まで頂いて、どうしましょう…」とおちゃめに言い、「それに負けないように、いいものを届けられるように頑張っていきます。明日からも頑張ります!本当にありがとうございました」と笑顔を見せた。
テレビ朝日