中国・蘇州市の日本人親子ら死傷事件きょう初公判…公表されていない犯行動機明らかになるか 上海総領事も傍聴
中国・江蘇省の蘇州市で2024年6月に起きた、日本人の親子らが刃物で切りつけられた事件で、起訴された中国人の男の初公判が9日に行われます。 【画像】事件があった現場。初公判が行われる江蘇省蘇州市の裁判所。 2024年6月、蘇州市で日本人学校のスクールバスが刃物を持った男に襲われ、日本人の親子が負傷、親子を助けようとした中国人の女性が亡くなりました。 この事件では、無職の中国人の男が起訴されましたが、中国当局は「偶発的な事件」と説明するだけで動機は公表していません。 9日の初公判は、日本メディアには公開されていませんが、上海の日本総領事も傍聴していて、日本人を狙っていたのかなど犯行動機についてどこまで明らかになるかが注目されています。
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