本当の車名はなんだっけ? バイクにつけられたニックネーム
なんでこんなニックネームが?変わったあだ名をつけられたバイクたち
さまざまなバイクがある中で、ユニークなニックネームがつけられたものも多いといいます。バイク好きの中には、バイクをニックネームで覚えており本当の名前を思い出せない...なんて人もいるかもしれません。 【画像】これはユニーク!「ニックネームがついたバイク」を画像で見る!(10枚) ではユニークなニックネームがつけられたバイクとしてどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。ニックネームの由来と合わせて見ていきましょう。 ◆スズキ「GSX400Xインパルス」(東京タワー)
東京タワーというニックネームがついたスズキの「GSX400Xインパルス」。ニックネームの由来は、派手な朱色をメインとしたデザインにあります。 実際、GSX400Xインパルスのデザインを手掛けたのは、初代「カタナ」をデザインした有名デザイナーのハンス・ムートです。デザイナー本人が、当時のシンボルであった東京タワーをイメージしてデザインしたと言われており、発売後すぐに前述のニックネームで呼ばれるようになりました。 ただし、当時はあまり人気が出ず、早い段階での生産終了が決まってしまったバイクでもあります。 ◆スズキ「GT750」(水牛/ジーナナ)
水牛やジーナナというニックネームで有名なスズキの「GT750」。水牛は欧米で、ジーナナは日本で呼ばれるようになったニックネームです。 水牛がニックネームとなった由来は、大排気量2サイクル水冷エンジンと車体の大きさがきっかけとなっています。 当時のバイクは、空冷式という外気の風でエンジンを冷却する仕組み。そして水冷エンジンはGT750で初めて使用され、欧米で大きな注目を浴びました。またGT750は同クラスのバイクと比べても車体が大きく、4ストロークに匹敵する力強さがあったことから水牛というニックネームで親しまれるようになったようです。 なお、日本での主な呼称である「ジーナナ」は、頭文字のGと7をもじっています。 ◆スズキ「DR750S/800S」(怪鳥)