モミ合い商状の日本株相場で「中期的に活躍期待」の3銘柄
昨年末に大きく値を崩した日本株。今年は再び高みを目指すことができるか(写真:ブルームバーグ)
1月6日の東京株式市場は、外国為替市場で円安ドル高が進行したことから、輸出関連銘柄を中心に買い優勢に。日経平均株価は前日比153円05銭高の2万5973円85銭と続伸した。一時は、心理的フシ目の2万6000円を上回る場面もあった。 来週(1月10~13日)は、現地時間12日のアメリカ12月消費者物価指数(CPI)の発表を前に、売り買いともに手控え姿勢が強まり、全般は方向感に乏しいモミ合い商状となりそうだ。一方で、2月期決算企業の第3四半期累計(2022年3~11月)決算の発表が佳境を迎えることから、小売り銘柄などの一角には個別物色の動きも顕在化しよう。 来週の日経平均の想定レンジは2万5700~2万6300円とする。
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冨田 康夫