都立中央図書館、元「こどもの城」周辺都有地へ移転構想…港区に建てられ老朽化進む
東京都は、港区にある都立中央図書館を、渋谷区神宮前の都有地に移転させる構想を明らかにした。 【写真】閉館後は、「都民の城」としてコロナ療養などに使われた
構想によると、移転先は、都が2019年に国から購入した旧国立総合児童センター「こどもの城」(2015年閉館)周辺の都有地(4・5ヘクタール)。コンサートなどのイベントもできる施設にし、様々な人が楽しめる交流拠点とする。
都立中央図書館は1973年に開館し、蔵書数は約230万冊に上る。建物の老朽化が進んでいたため、都は図書館の移転を検討していた。