新山響平、清水裕友は単騎戦に強いのか? KEIRINグランプリ出場選手の位置別成績を分析
番手回りの選手は2連対率の高さが目立つ。古性優作と郡司浩平はいずれも2連対率が6割を超えており、どの選手を本命視するにしても車券には欠かせないだろう。 気になるのが単騎勢の成績。今回は新山響平と清水裕友が大一番で単騎戦を選択している。 どちらも強い自力選手で、単騎戦を苦にしなさそうなイメージを抱く。しかし実際に成績を見てみると数字には開きがみられた。
清水は過去3年で単騎戦は10回、1着が2回で着外が8回という結果。新山は単騎戦5回で1着が2回、2着が1回、着外が2回という成績だ。レース数は少ないものの、新山のほうが勝率は高い。 ただ過去の成績から『二人とも単騎で1着が取れる』ということが見えたともいえる。二人とも外枠からのレースになるが、何もせず終わるとは考えにくい。流れを見極め“豪脚”を炸裂させそうだ。 すでに競輪界は“グランプリ一色”と言っていいほどの盛り上がりだ。競輪ファンはもちろんのこと、普段車券を買わない人も、年末の大一番はいろいろな情報を集めながら車券推理を楽しんでみてほしい。