「昂、背番号変えて、心機一転しようか」 中日・井上監督、根尾とのやりとり明かす 「投手1本で頑張っていくのなら」
中日・井上一樹監督が2日、秋季練習が行われているナゴヤ球場で取材に応じ、根尾昂投手の背番号を7から変更させる考えを示した。根尾は「こだわりはないので、ちゃんと活躍できることだけを考えて練習していきます。(井上監督から)『全部任せてくれるか』と言われていますし、意見することはないかなと思います」と心境を明かした。 ◆根尾、喜びの大ジャンプ【写真】 根尾はこの日、中日屋内練習場のブルペンで66球の投球練習。「追い込むメニューが続いていくなかで、しっかり投げ込んでいきたいと思います」と今後を見据えた。 根尾は2019年ドラフト1位で中日に入り。入団以降、投手転向もありながら6年間にわたって背番号7を背負ってきた。 井上監督は「少し前に、『昂、背番号変えて、心機一転しようか』って伝えたら、本人も『ぜひお願いします』と返事があった。7番を背負ってマウンドにいるのは、日本では珍しい。物珍しさがよかったのかな、とも思うけど、投手1本で頑張っていくのなら、ピッチャーらしい番号に変えてあげた方がいいかな、と」と説明していた。
中日スポーツ