2024年F1カナダGP土曜日 ― 角田裕毅が契約更新を発表!
カナダグランプリ:土曜日のレポート
発表のタイミングが予選の30分前というのは違和感があったが、角田裕毅もダニエル・リカルドも気を散らすことはなくQ3に進出。 Q1敗退となってしまったのは、レッドブル・レーシングとの契約更新を発表したばかりのセルジオ・ペレスだった。 また、残念な予選となってしまったのはフェラーリだ。なんと、好調だったシャルル・ルクレールとカルロス・サインツはQ3に進出できなかったのだ。明らかに両ドライバーともこの結果に非常に動揺しており、理由を求めていた。要するに、フェラーリのマシンはジル・ヴィルヌーヴのトラックでうまく機能しなかった。 最終的に、ジョージ・ラッセルはメルセデスのファンとトト・ヴォルフ率いるチーム全体を喜ばせた。彼はレッドブルのマックス・フェルスタッペンからポールポジションを勝ち取った。トップ3を締めくくったのは、チームメイトのオスカー・ピアストリを破ったランド・ノリスだった。 角田裕毅はQ1とQ2を通して力強く、常にダニエル・リカルドよりも少し速かったが、最後のQ3ではリカルドがこのレーストラックへの愛と経験値を見せる結果に。それでも、角田は3レース連続でQ3に進出自身のパフォーマンスとチームに満足を示した。
角田裕毅のコメント
「FP3と予選の間で、少し不具合を発見した。そこを直したから、そのおかげで予選はペースがマシになった。そこは今後もしっかりしていきたいと思うし、セットアップを変えて学べたことはあるから、それはよかったと思う」 「ロングランはそこまで出来なかったから、そこは不安要素だ。ただクルマのペース自体は良いと思うし、明日は天候がどうなるかわからない。また、予選に向かって、かなり大きくマシンのセットアップを改善したから、練習のデータが使えるかもわからない。でもインターミディエイトタイヤになっても自信はあるよ。ただ、どちらかというとドライの方がいいかな」 「天気の変化でどうなるかわからないけど、そこは自分たちがコントロールできない部分だということを把握して、レースに備えていきたい」
最後に
今日、チームとドライバーは、少し雨粒を感じる瞬間はあったものの、ドライでのコンディションに恵まれた。しかし、天気予報によると、明日のレースは雨が降る可能性が高くなっている。日曜日のカナダグランプリは非常に興味深いレースになるだろう。 いずれにせよ、Visa Cash App RBとの契約更新をした角田裕毅、素晴らしい予選パフォーマンスを見せたダニエル・リカルド、そしてポールポジションを獲得したジョージ・ラッセルに祝福を送りたい。
デビッド・シュナイダー