6回、勝ち越し適時打を放つ水野。投手・スチュワート（撮影・岡田　丈靖）

　◇パ・リーグ　日本ハム3－2ソフトバンク（2024年9月17日　みずほペイペイD） 【写真】6回、水野の勝ち越し適時打に盛り上がる（左から）山崎福、新庄監督ら日本ハムベンチ（撮影・岡田　丈靖） 　日本ハムはソフトバンクに競り勝ち、3試合ぶりの白星を挙げた。この首位攻防2連戦で連敗するとソフトバンクのリーグ優勝が決まるだけに、胴上げ阻止と言わんばかりの粘りを見せた。 　打線は1点を追う2回、2死満塁の好機を作ったが、好調のレイエスが空振り三振に倒れ、得点はならず。 　それでも6回、1死一塁で万波が左中間への同点適時二塁打。なおも2死三塁で水野が中前適時打を放ち、勝ち越した。 　7回には1死一、二塁でレイエスが左中間への適時二塁打を放ち、リードを広げた。 　先発登板した山崎は初回、先頭打者の今宮に右翼線二塁打を許し、1死三塁で栗原の先制適時打を浴びた。それでも、得点圏に走者を背負いながら粘りの投球を続け、6回4安打1失点で今季10勝目を挙げた。日本ハム左腕の2桁勝利は2015年吉川光夫（11勝）以来9年ぶりの快挙となった。 　▼山崎福也　前回はぼこぼこにいかれたので今日はなんとしても勝つという気持ちで臨んだ。（中12日での登板は）自分自身の球筋を見直してマウンドに登りました。初回は1点取られたが、調子悪くなかったのでいけるかなと。それ以降は自分らしいピッチングができた。