親族の住宅に放火した疑いで逮捕された男。 逮捕前、男はFNNの取材に対し「全然知りませんわ」などと悪びれることなく語っていました。 現住建造物等放火などの疑いで逮捕されたのは、森口勝彦容疑者（65）です。 森口容疑者は8月1日未明、大阪・堺市にある、親族が住む2階建て住宅に侵入。 何らかの方法で火を付けて住宅を全焼させた疑いが持たれています。 逮捕前の森口容疑者をFNNが取材し、火事について記者が「どんなことを知っていますか?」と問いかけると、「どんなことって、全然知りませんわ。僕も1回見に行ったんですよ。あー燃えてるわ言うて。この前も言ったらね、余計ひどかったんですよ」と、まるで人ごとのように火事を見に行った感想を語り、放火についても「全然知りません」と否定。 そして、逮捕後の警察の調べに対し、森口容疑者は「燃やしたのは玄関の外で、家が全焼するわけはない」と、一部容疑を否認しています。 全焼した住宅には森口容疑者の親族の60代夫婦が住んでいましたが、けがはありませんでした。 森口容疑者と親族の間には金銭トラブルがあり、警察は動機についてくわしく調べています。