【京都ハイジャンプ】サンデイビスが重賞初挑戦で5馬身差の圧勝! 開業4年目でJRA重賞初制覇の村田一誠調教師「大きいところ(中山大障害)まで無事に行ってくれればと思います」
5月11日の京都8Rで行われた第26回京都ハイジャンプ(4歳以上障害オープン、J・GⅡ、芝3930メートル、別定、10頭立て、1着賞金=4100万円)は、上野翔騎手の6番人気サンデイビス(牡6歳、美浦・村田一誠厩舎)が好位追走から終始安定した飛越を見せると、直線で後続との差を広げて重賞初挑戦で5馬身差の圧勝を飾った。開業4年目の村田一誠調教師はJRA重賞初制覇。タイムは4分31秒0(良)。 5馬身差の2着にはヴァリアメンテ(5番人気)、さらに5馬身遅れた3着にアサクサゲンキ(2番人気)が入った。なお、1番人気のトライフォーリアルは6着に敗れた。 京都ハイジャンプを勝ったサンデイビスは、父ジョーカプチーノ、母ピントゥハティ、母の父アドマイヤムーンという血統。北海道日高町・(株)ケイズの生産馬で、馬主は(株)加藤ステーブル。通算成績は34戦8勝(うち地方4戦4勝、障害9戦3勝)。重賞は初勝利。村田一誠調教師はJRA重賞初勝利、上野翔騎手は京都ハイジャンプ初勝利。 ◆上野翔騎手(1着 サンデイビス)「調整から具合がよく、展開ひとつだなと思っていた。前走でちぐはぐなレースをしても、上でもやれると思っていました。距離も延びましたが、そこに応えてくれた。暑くなってしんどいと思うが、よく走ってくれた。馬に感謝ですね」 ◆村田一誠調教師(同)「強かったですね。馬も本当に絶好調だったし、いいメンバーだったけどそれでも勝つんじゃないかというデキでした。一番は(上野)ジョッキーのおかげ。毎日付きっきりで乗ってくれたし、一番(馬のことを)分かっているし、自信を持って乗ってくれました。経験して馬も強くなっているね。従業員もよくやってくれたし、みんなの力で勝てたので、(自分は)勝たせてもらった。夏休みを挟んで、大きいところ(中山大障害)まで無事に行ってくれればと思います」