必要なのはチームの“強い意志”? アケは6戦未勝利とペップ・シティ史上最もひどい現状からの復活を誓う
フェイエノールト戦では3点差を追いつかれる
CLリーグフェーズ第5節でフェイエノールトと対戦し、3-3の引き分けに終わったマンチェスター・シティ。 [動画]3点のリードで勝利目前かと思われたが ペップ・シティは3点差を追いつかれ6戦勝利なし アーリング・ハーランドの2ゴール、イルカイ・ギュンドアンのゴールで3点のリードを奪ったシティだったが、75分の失点をきっかけに立て続けにゴールを許し、同点に追いつかれた。公式戦の連敗は5でストップしたものの、勝たなければいけない試合を落としてしまった。 試合後、CBでスタメン出場したDFネイサン・アケはこの結果に落胆しながらも、過去の教訓を生かして、立ち直ることができると信じており、チームの強い意志が復活には欠かせないものになると語った。 「今、我々にできることは1つだ。昨シーズンやその前のシーズンにも、似たような状況ではないかもしれないが、このような状況にあった。そのシーズンでは、試合に勝てなかったり、最高のサッカーができなかったりした。しかし、チームとして強い意志を保ったおかげで、私たちはそこから抜け出すことができた。私たちは外部の雑音にあまり耳を傾けなかった」 「今、私たちは再び同じことをしなければならないと思う。チームとして団結し、強くあり続け、お互いを信じて、そこから抜け出すのだ。チームとして、私たちはそれを成し遂げられることを示してきた。自分自身を信じ、強くあり、自分らしさを発揮し、再びプレイしなければならない」(シティの公式より) この試合でも見られたように守備が崩壊している今のペップ・シティ。未勝利の公式戦6試合では17失点を許している。主力選手負傷が大きな原因であることは間違いないが、今こそまずメンタリティを強く保つことが大事となっており、王者の気概を見せる時でもある。 週末にはプレミアリーグ首位を走るリヴァプールとの大一番が待っており、結果次第ではリーグタイトルは厳しいものになる。パフォーマンスの部分はもちろんだが、覇気のない試合が続くペップ・シティは戦う姿勢を見せ、本来の姿を取り戻すことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部