【RISE】那須川龍心が過去2敗の塚本望夢にリベンジ「フライ級王座次期挑戦者決定戦」制す
<RISE:ワールドシリーズ2024大阪大会>◇15日◇エディオンアリーナ大阪第1競技場 第10試合(フライ級=-51・5キロ3分3R延長1R)で“フライ級王座次期挑戦者決定戦”が行われ、同級1位の那須川龍心(りゅうじん、18=TEAM TEPPEN)が判定2-1で同級3位の塚本望夢(もうむ、18=team Bonds)に勝利。同級王者・数島大陸(りく、21=及川道場)への挑戦権を手に入れた。 那須川は塚本と“超絶技術戦”を展開。解説の“ブラックパンサー”ベイノアが「(2人の攻防に)ついていけてない。何個攻撃出してんの? ってくらい」という高速のパンチの打ち合いで会場を沸かせた。 互いに譲らず、内容に大きな差はなかったが、那須川が判定2-1で辛勝。プロとアマで計2敗していた塚本にリベンジを果たした。 那須川は勝利が決まると絶叫して涙。リング上でマイクをつかむと「(塚本とは)今回アマチュアも合わせて3回目の対戦で、ここを勝たないと次もないと思っていたんで、勝てて良かったです。正直2-1でどっちが勝ってもおかしくないような内容で、僅差で勝ち切れたのもTEAM TEPPENのみんなのおかげです」とまずチームに感謝。そしてRISEの伊藤隆代表に「(挑戦者決定で)いいですかね?」とたずね、ファンに向かって「どうですか、見たいですよね」とアピールした。 その後「強くなるために7月21日から放送の『今日、好きになりました』(ABEMA)の夏休み編に出ることになりました」とちゃっかり自分の出演番組を宣伝。「ここでしっかり彼女つくって、強くなって帰ってきます」と話し、最後は「あと7月の20日かな、天心の試合もあるんで応援してあげてください」と、笑顔で兄の試合もアピールしていた。