男子バレー ネーションズリーグ 「弁当は配らない」スポーツ大会でフードロスを減らす
北九州市はスタッフ用の弁当を準備せず、代わりに1日1500円分のミールチケットを配布しました。 ミールチケットは、会場周辺で出店しているキッチンカーのほか、アミュプラザ小倉やセントシティの飲食店など約70店舗で利用することができます。 高校生スタッフ「いろんなものが食べられるからこっちの方がいいなと思いました」 大会スタッフ「楽しいですよね、今日どれ食べようかあれ食べようかとか地元のものも食べれるし」 ■ミールチケット飲食店にも好評 ミールチケットはスタッフはもちろん、協力する飲食店にも好評のようです。 協力する飲食店「きのうも結構売れたので、ありがたいですね。」「フードロスってよく言われているのですごく良いことだと思います。」 北九州市 都市ブランド創造局スポーツ部 スポーツ・コミッション 上田秀栄さん「単純にフードロスで廃棄ごみを減らすっていうだけじゃなくてミールチケットを持った方々が会場の外に出て、街に賑わいをつくってくれる。『スポーツ大会のフードロス』これを解決することが、北九州市の世界的なPRにつながる。」 ■選手の食事はビュッフェ形式 選手の食事はビュッフェ形式のため、フードロスは避けられませんが、大会の運営委員会が毎日、消費量を調べて、ロスが減るように努力しているということです。 ■スティックバルーンも廃棄量を減らす また、バレーボールの応援グッズでおなじみのスティックバルーンも廃棄量を減らす取り組みが行われています。 スタッフらが「スティックバルーンは席にそのまま置いてください」などと呼びかけて回収。 二酸化炭素の排出量を抑えたリサイクルが可能な業者に処理を依頼しているということです。
RKB毎日放送