男子バレー ネーションズリーグ 「弁当は配らない」スポーツ大会でフードロスを減らす
RKB毎日放送
熱戦が繰り広げられているバレーボール・ネーションズリーグ。会場周辺は多くのファンで賑わっていました。一方、大規模なイベントを開催する際、課題となるのがフードロスの問題です。持続可能な大会運営を目指す北九州市の取り組みを取材しました。 【写真で見る】バレーボールネーションズリーグ開幕 混雑するグッズ売り場 ■試合前にも長い行列 バレーボール・ネイションズリーグ福岡大会。 日本代表の試合までまだ7時間ほどあるにもかかわらず、グッズ売り場には長い行列ができていました。 ファン「1時間くらい並びました。Tシャツとタオルとうちわを買いました。」 Q一番好きな選手は?「西田選手です」 台湾からのファン「高橋藍が好きなのですが、かっこ良すぎる」 ファンは「西田選手が出てきました!あとは石川選手だけです。メインディッシュ!」 RKB 本田奈也花アナウンサー「石川選手が出てきました。」 ファン「目に焼き付けました。めっちゃかっこよかったです。」 ■3000人のスタッフが働く会場 会場となる北九州市の西日本総合展示場では大会期間中、のべ3000人のスタッフが働いています。大規模なイベントを開催する際、課題となるのがフードロスの問題です。 北九州市 都市ブランド創造局スポーツ部 スポーツ・コミッション 上田秀栄さん「お弁当を用意するんですけど、万が一足りなかったらていうのが一番リスクなので、絶対に多めに頼んじゃうんですよね。そうするとフードロスがものすごい量になってしまう。」 ■東京五輪で問題になった弁当の廃棄 東京オリンピックの時には、ボランティアスタッフなどに用意した弁当約160万食のうち、約30万食が廃棄処分され、問題視されました。 北九州市によりますと、ネーションズリーグ福岡大会では、約2万食の弁当を準備する必要がありました。しかし、最低でも5000食は廃棄される見込みとなっていました。 ■北九州市 弁当用意せず RKB 本田奈也花アナウンサー「弁当の廃棄によるフードロスを解決するため、スタッフにはミールチケットを配布しています。」