【スプリンターズS】香港のビクターザウィナーとムゲンが来日 輸送は約9時間
GⅠスプリンターズS(29日=中山芝外1200メートル)に出走を予定しているビクターザウィナー(セン6・Cシャム)とムゲン(セン6・Pン)の香港馬2頭が17日、来日した。JRAが発表したもの。午前11時56分に輸入検疫のため、千葉県白井市の競馬学校国際厩舎に到着しており、香港の厩舎から9時間程度の輸送となった。 ビクターザウィナーのプイチョウ・マン調教助手は「今後の調教について、調教師からは競馬学校に滞在中はキャンター程度までやるよう指示されていますが、詳しくはその日の体調次第で調教師と相談しながら決めていくつもりです」とコメント。フォンイー・タム厩務員も「到着時の馬の様子は、水を飲むのが少しゆっくりで少々心配しましたが、時間がたつにつれて元気になってきました。馬の安全を一番に考えて過ごすよう調教師から指示されているので、しっかりと調整していきたいです」と意気込みを語った。 一方、ムゲンのホーファイ・リョン調教助手は「9時間の移動でしたが、大きな疲れも見られずとても元気にしています。特段、調教師からの指示はありませんでしたが、馬の調子を最優先に過ごしたいと思います。競馬学校での調教はそこまで強くつける予定はありませんが、馬の調子に合わせて調整していく予定です」と今後のスケジュールを明かした。
東スポ競馬編集部