映画『あの人が消えた』でも不気味な住人を怪演 今年8作品に出演する染谷将太に注目
2023年に放送されたドラマ『ブラッシュアップライフ』で国内外問わず名だたる賞を受賞したクリエイターの水野格が、完全オリジナル脚本で挑んだ“先読み不可能”ミステリーエンタテインメント映画『あの人が消えた』が、9月20日(金) より公開される。 『あの人が消えた』場面写真 舞台は、「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンション。配達員の青年・丸子は毎日のようにマンションに出入りするなかで、怪しげな住人の“秘密”を偶然知ってしまう。その日を境に、彼は思いも寄らない大事件へと巻き込まれていく。 主人公・丸子を演じるのは、主演映画『交換ウソ日記』で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した高橋文哉。丸子の職場の先輩・荒川を演じるのは、『あなたの番です』や『おっさんずラブ』シリーズほか数々の映画・ドラマに出演する田中圭。そして、ふたりが挑む謎めいたマンションの住人のひとりを染谷将太が演じている。 染谷は、今年だけでも『陰陽師 0』『あのコはだぁれ?』『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』など、8作品もの映画に出演し、クリエイターに愛される俳優として注目されている。本作でも不気味な雰囲気が漂う302号室の住人・島崎を怪演。その怪しい挙動のせいで丸子に目をつけられるという役どころだ。 劇中では、WEB小説家である小宮(北香耶)に島崎がストーカー行為をしているのでは?という疑惑を持った丸子と荒川が他の住人たちに聞き込みを開始。やがて、小宮を守りたい一心で島崎の部屋に単身で侵入を試みた丸子と、帰宅した島崎が鉢合わせし、そこから事態は思わぬ方向へと進展していく。 出演にあたって染谷は、「今まで役者として様々な役を演じさせてもらってきましたが、今回のような役は初めての経験となりました。これからも2度とないでしょう」と語る。「観客を裏切り続ける先が全く読めない展開。ミステリーなのか? ファンタジーなのか? ラブストーリー? 感動もの? それとも……どうコメントを書いたら正解なのかも悩むほど、未体験な作品です!」とコメント。そして「細かいところまで目が離せない」と作品の魅力についてメッセージを寄せている。 「このマンションの住人のことを最も知っているのは配達員なのでは? その人だけが気づける事件が起きたら?」(水野監督)という発想から生まれた本作。数々の作品で強烈な印象を残してきた染谷演じる島崎がどんな展開を巻き起こすのか、注目してみてはいかがだろうか。 <作品情報> 映画『あの人が消えた』 9月20日(金) 公開