ハイブリッド車が牽引、エコカー輸出30%突破…韓国自動車業界の新たな動力源
【10月22日 KOREA WAVE】韓国で先月、エコカー輸出の割合が30%を初めて上回った。エコカーの輸出が4カ月ぶりに上昇に転じた中、ハイブリッド(HEV)が輸出を牽引した。国内需要でもハイブリッド車は全乗用車販売の半分に達した。 韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)によると、先月の国内完成車メーカーの輸出台数は20万5574台で、前年同月比4.4%増加した。タイプ別では乗用車19万8995台、商用車6579台だ。 メーカー別では▽現代自動車(ジェネシス含む)9万2274台▽起亜自動車7万1036台▽韓国GM3万5367台▽ルノーコリア3615台▽KGモビリティ3102台▽タタ大宇180台――の順だった。 今年1~9月の総輸出台数は206万2685台で、昨年同期より0.7%増えた。メーカー別では▽現代自動車87万8936台▽起亜76万6475台▽韓国GM32万6038台▽ルノーコリア4万5614台▽KGモビリティ4万3890台▽タタ大宇1732台――の順だった。 先月の輸出実績の好調はハイブリッドが主導した。 9月のハイブリッド輸出台数は3万7614台で、前年同月比60.4%増加した。電気自動車(2万1521台・前月比-7.3%)、プラグインハイブリッド(3251台・-27.8%)、水素電気自動車(2台・-60%)など、他のタイプのエコカー輸出が前年比減少したのとは対照的だ。現代自動車のツーソン(8868台)、コナ(4133台)、サンタフェ(1899台)、起亜自動車のスポーテージなど、主要スポーツ用多目的車(SUV)ハイブリッドモデルの輸出が多かった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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