子どもたちにスポーツクライミングに親しんでもらおうと、オリンピックのメダリスト、安楽宙斗選手による教室が12月14日、千葉県印西市で開かれました。 　印西市で開かれたクライミング教室には、地元の小中学生約60人が参加しました。 　教室では、パリ・オリンピック、スポーツクライミング男子複合で銀メダルを獲得した安楽宙斗選手が指導にあたり、はじめに高さ15メートルの壁を軽々と登っていくお手本を見せると、子どもたちからは拍手や歓声がわいていました。 　安楽選手はその後、子どもたちに足の使い方や、「ホールド」と呼ばれる突起物をつかむコツなどのアドバイスを送っていました。 　印西市ではこれまでに、スポーツクライミングの国際大会が開かれたこともあり、市は今後も教室を開いて、競技のすそ野を広げたいとしています。