浦和FWリンセン「ヨーロッパは今、リーグ戦が…」 今季限りで退団報道に言及
浦和は13日、さいたま市内で22日のホーム・川崎F戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。 FWブライアン・リンセンが、オランダメディアで今季限りでの退団を報じられたことについて言及した。 「ヨーロッパは今、リーグ戦がまだ11、12試合目なので、(去就について話すのは)時期尚早だ」 スポーツ専門局ESPNオランダ版は10日に、リンセンの「1カ月後に帰国する。(クラブとの)契約が切れるからだ。今のところ、クラブが僕と一緒に仕事を続けたいと思っているかどうかは、わからない。僕の代理人は僕を欲しがっている人がいないか探している」などのコメントを報じていた。 オランダ出身のリンセンは、VVVフェンロ、フローニンゲンなどオランダ・リーグのクラブを渡り歩き、20年に名門フェイエノールトに加入。21年のリーグ戦は34試合で13得点を挙げたストライカー。22年に浦和へ加入した。23年はリーグ戦19試合に出場し、2得点。今季は6月のC大阪戦で今季初得点を挙げ、10日の広島戦でもゴールを決めた。 負傷離脱する時期もあったが、日本でのプレーについて「アップダウンがあり、けっこうローな時期もあり、2年半非常に素晴らしい経験になったと思う。何事にも代えがたい経験をした」と語った。 川崎F戦は8月24日に雷雨のため前半終了後に中止となり、22日に後半から再開となる。リンセンは「後半からフレッシュな状況でスタートして1―0でリードしている状況で後半をプレーする。最初の数分は普段と同じような試合になると思う」と見据えた。