ジェラードはチアゴ&マティプのダブル獲りを画策? 契約満了が近づく2人に狙いを定める
昨夏もターゲットにしていた
今シーズンより、スティーブン・ジェラードが監督に就任したサウジアラビアのアル・イテファクは、リヴァプールに所属するMFチアゴ・アルカンタラとDFジョエル・マティプの獲得を検討していることを英『90min』は伝えている。 昨年の夏にも両選手の獲得に動いていたアル・イテファクだが、再獲得に動くことを検討しているようだ。契約延長の噂も浮上しているが、2人ともリヴァプールとの現行契約は2024年6月までとなっており、夏にはフリーで移籍することも可能だ。 アル・イテファクは昨夏に、ジョーダン・ヘンダーソンやジョルジニオ・ワイナルドゥム、ムサ・デンベレ、デマレイ・グレイといった選手を欧州から獲得した。しかし、現在はリーグ戦8位となっており、同じく大型補強をしたクラブより下位に位置している。 状況を打開するために、以前にさらなる大型移籍を示唆していたジェラードだが、予算制限と外国人選手枠の関係で1月の移籍で海外から高額な選手を狙うことができない、と同メディアは伝えている。 そのため、アル・イテファクは夏に向けての戦略を練っているようであり、白羽の矢が立ったのがチアゴとマティプだという。さらにジェラードはリヴァプールのアカデミー出身で、レンジャーズ時代に共に仕事をしたMFライアン・ケント(現在はフェネルバフチェに所属)の獲得も熱望しているようだ。 ヘンダーソンの去就でも注目を集めているジェラード率いるアル・イテファク。現在は怪我でチームを離れている2人だが、チアゴとマティプの去就に注目が集まる。
構成/ザ・ワールド編集部