阪神・岡田監督 ミスに「苦しく、苦しくなるからな」「打順が進むんやから、ミスによって、フォアボールによって」一問一答
「巨人2-1阪神」(4日、東京ドーム) 阪神が今季初のサヨナラ負けで巨人に連敗を喫し、7カードぶりの負け越しとなった。先発・西勇は7回無失点好投。打線は四回にノイジーの適時打で先制したが、その後は走塁ミスが相次ぎ得点を奪うことができず、延長十回に島本がサヨナラ打を浴びた。試合後の岡田監督の一問一答は以下の通り。 【写真】ベンチから試合を見つめる岡田監督の目つきがまさに勝負師の目 ◇ ◇ -1得点では厳しい。 「西(勇)が投げてる時は、こんなんばっかやもんなあ」 -いい投球を続けている。 「なかなかな、援護点がないから」 -菅野は前回と組み立てを変えてきたか。 「そうでもなかったけどなあ」 -岩崎は責められない。 「うん。まあな、丸の時だけ、あれだけ高めにいったけどな。あとは抑えたし」 -延長十回の近本の遊直で、一走・木浪の帰塁の判断は難しかったか。 「そら難しいよ。ベンチから見ていても分からんかったもん。ショートバウンドのそれは」 -3連敗しないことが大事と言っていた。 「バントのミスも出るし、もっと普通にいけてるところを苦しく、苦しくなるからな。打順の巡り合わせも一人増えてるわけやから。単に0点に抑えた、1点に抑えたじゃないよ。打順が進むんやから、一つのああいうミスによって、フォアボールによって。何にもせんと進んでいくんだから、そういうことを考えなあかんわな」