ロマンス詐欺「かずみ」から50代男性から1,000万円だまし取られる
マッチングアプリで知り合った人物からすすめられた嘘の投資話で、長崎県内の50代の男性が現金など合わせて1300万円をだまし取られる詐欺事件がありました。 被害に遭ったのは長崎県内に住む50代の会社員の男性です。 警察によりますと男性はことし3月、マッチングアプリで知り合った「かずみ」と名乗る人物とLINEでやり取りする中で仮想通貨の投資を勧められました。 男性が仮想通貨取引のアプリをダウンロードしたところ、インフォメーションセンターを名乗る人物から「指定された口座にお金を振り込めば、利益を出すことができる」などとウソを言われ、指定された口座に現金合わせて280万円を振り込んだということです。 さらに男性はその後「かずみ」から「手数料が安い」などとして暗号資産での取引を勧められ、1020万円相当の暗号資産を送金しだまし取られたということです。 県内では警察官をかたる詐欺事件も相次いでいて、長崎市では先月29日40代の女性が147万円をだまし取られる被害が出ています。 県警は4日、犯人とみられるニセの警察官や犯人が使ったニセの逮捕状などを公式SNSなどに公開しました。 いずれの事件もLINEのビデオ通話を悪用していて、県警では「警察がLINEのビデオ通話で連絡することはない」として注意を呼びかけています。
長崎放送