季節先取り 14日(水)は関東も20℃超のバレンタイン 朝・昼の気温差に注意
きょう(火)午後は、晴れる地域が多い見込み。けさ冷え込んだ所でも、昼過ぎにかけて気温が上がりそうだ。積雪が多い地域はなだれや落雪に注意が必要で、全国的に空気の乾燥にも気をつけたい。
午後は暖かい
けさは全国のおよそ6割の地点で0℃を下回ったが、この時間は順調に気温が上がってきている。最高気温は全国的にきのうより高く、3月下旬~4月上旬並みまで上がる所が多い見込み。積雪の多い地域は、なだれに注意が必要だ。晴れる地域は空気が乾燥し、沿岸部など風の強まる地域があるため、火の取り扱いに注意が必要となる。
関東で20℃超
あす(水)はきょうより雲が広がりやすいが、引き続き、日中は気温が高くなる見込み。関東や東海の一部、九州南部は20℃を超える所があり、東京都心でも18℃と暖かくなりそうだ。 <14日(水)の予想最高気温> 21℃ 前橋、静岡、宮崎 20℃ 小田原(神奈川)、松山、鹿児島 19℃ 水戸、熊谷(埼玉)、横浜、富山、京都 18℃ 福島、さいたま、東京、名古屋、金沢 17℃ 仙台、甲府、輪島(石川)
ただ、あす(水)も内陸を中心に、一日の気温差がかなり大きい見込み。前橋は、朝の最低気温が4℃なのに対し、日中は21℃まで上がるので、簡単に着脱できる服装を選ぶようにしたい。東京あたりも内陸と似た気温変化となるため、昼間にコートが手に余らないよう、なるべく厚着は避けた方が良さそうだ。なお、東日本は引き続き空気が乾燥するので、火の取り扱いに注意が必要となる。
天気は下り坂
あす(水)午後は九州で雨の範囲が広がり、四国でも夜は雨の降る所がありそうだ。また、北陸や東北でも、あす(水)の夜以降は雨の降り出す所がある見込み。15日(木)は全国的に雨や雪が降り、夕方以降は本州の日本海側で降り方が強まり、雷や強風を伴うおそれがある。
15日(木)は太平洋側を中心に、まだ時季外れの暖かさとなるが、16日(金)は北日本や北陸で風が冷たくなりそうだ。ただ、週末~来週前半は、全国的に再び気温が高くなる予想で、この先1週間は気温の変化が大きい見込み。 (気象予報士・高橋和也)