1人が死亡した旭化成関連工場での爆発事故 当時の工場長ら2人を業務上過失致死の疑いで書類送検
宮崎放送
おととし3月、延岡市にある旭化成の関連工場「カヤク・ジャパン東海工場」で発生し、社員の男性1人が死亡した爆発事故について、。当時の工場長ら2人が業務上過失致死の疑いで、1日、書類送検されました。 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、カヤク・ジャパン東海工場の当時、工場長だった男性と火薬製造課長だった男性の2人です。 警察によりますと、当時、保安管理責任者だった2人は、工場に貯蔵されていた火薬の原料となるニトログリセリンの適切な温度管理などを怠り、おととし3月、何らかの衝撃で大爆発を起こさせ、社員の男性1人を死亡させた疑いが持たれています。 警察の調べに対し2人は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。 カヤク・ジャパンは「二度とこのような事故を起こさないよう、会社全体で取り組んでいく」とコメントしています。
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