【40代からのゴルフ】再開後1カ月…気になっていることをプロゴルファーに質問しました!|STORY
STORY読者が20年ぶりにゴルフを再開してから1ヵ月。実際にゴルフクラブを握ってみてからこそ感じる疑問や不安の数々があるはず。疑問を抱えたままでの練習では上達の速度も遅くなってしまいます。レッスン中はなかなか質問しにくいことも、西川哲プロにざっくばらんに質問してみました!
【西川哲さん Profile】 1968年生まれ。9歳からゴルフをはじめ、19歳でプロテストをトップ合格(当時の最年少記録)。その後プロの試合で通算10勝、レギュラーツアー3勝の実績を残す現役のシニアプロ。現役プロのレッスンが受けられる24時間インドアゴルフレッスン&練習スタジオ「BIRDIE AKASAKA 24」にてレッスンプロとしても活躍中。
【橋本奈緒子さん(43歳)事務職】 20年ぶりにゴルフを始めます。出産前に7~8回コースをまわったことはありますが、スコアは数え切れないほど叩いて上達しないまま止まってしまいました。娘も中学生になり、将来的に夫婦や家族でラウンドできたら楽しいかなと思い、一念発起。目標スコアは120! 春のコースデビューを目指して頑張っています。
コーチ以外の人からの親切なアドバイスは、笑顔でスルーしてOK!
西川プロ(以下敬称略): ゴルフを再開してひと月経ちましたが、どうですか? 疑問や不安など何でも聞いてください。 橋本さん(以下敬称略): 一人で練習すると、どうしても球の当たった距離とか方向とかを気にしてしまいます。 西川: 1ヵ月経ったとは言え、実際にゴルフのクラブを握った回数は数えるほどですね。まだまだスイングも安定しないし、今は結果を求める時期ではないからとにかく気にせず慣れることが大事です! 橋本: 一人で練習するとだんだん分からなくなるんです。それで夫と練習に行けは夫からアドバイスされて、余計にごちゃごちゃになっちゃいます(笑)。そういう時はどうしたらいいですか? 西川: 感謝しながら笑顔で「はい」と返事しつつも、スルーしてください(笑)。教わっているコーチ以外の人からのアドバイスを全部聞いていると、どんどんフォームが崩れてきます。崩れると飛ばないし、球に当たらなくなります。コーチに習っているなら、その人から教えてもらっていることを聞いていれば大丈夫。ただ、喧嘩にならないように返事は笑顔でね(笑)。 橋本: 分かりました! 確かに夫の言うことと西川さんの教えてくださったことが違ったりするから混乱するんです(笑)。 西川: 夫婦でゴルフを教え合うと喧嘩になることが多いからね(笑)。でも夫婦でゴルフという共通の趣味があるのはとても良いこと。旅行にいった先でも一緒にゴルフができるし、僕としてはぜひ夫婦でゴルフをやってもらいたい! 旦那さんが橋本さんに何もアドバイスできなくなるくらい、上手になれば問題解決です! 橋本: それは、、、無理ですよ(笑)。 西川: そんなことないですよ。今は半年後にスコア120を切りましょうという目標でやっていますが、その先のゴルフは120が目標ではないですよね。みんなよく「100を切る壁」とか「90の壁」とか「壁」という言葉を使うけれど、僕は壁がないように教えたいと思っています。キレイなグリップであったり、キレイなテイクバックであったり、理にかなったスイングをすれば、自分が練習した分だけ上手くなる可能性があります。理にかなってないゴルフの形では上手くなる速度も遅いし、上手くなったその次がありません。結果、たくさん壁ができてしまう。まずはキレイを目指しましょう。