ジュンスカ森純太、初の海外公演4日前に不参加を発表「飛行機に乗るのが危険」渡航直前に喘息発作と肺炎
ロックバンド「JUN SKY WALKER(S)」の公式サイトが7日に更新され、ギターの森純太が、11日にオーストラリアで行う初の海外公演を不参加とすることを発表した。気管支喘息発作および肺炎を発症し、医師からの渡航許可が下りなかったという。 この日、「1月11日(土)JUN SKY WALKER(S) Live in AUSTRALIA 2025 森純太 不参加のお知らせ」と題した文章をアップ。「この度、ギターの森純太は気管支喘息発作および肺炎のため、医師より渡航の許可が下りず、予定しておりましたオーストラリア公演への同行を断念することとなりました」と報告。「ご期待いただいていた皆様に、このようなご報告をすることになり、大変申し訳なく思っております」と謝罪した。 「なお、シドニー公演は、ボーカル・アコースティックギター宮田和弥、ドラム小林雅之、ベース市川勝也の3人で予定通り行わせていただきます」と説明。メンバーの宮田と小林、サポートメンバーの市川でライブを行うことを発表し「メンバー全員が全力でライブをお届けする所存ですので、何卒ご理解と変わらぬご声援を賜りますようお願い申し上げます。一日も早い回復を目指し、全力で療養に努める所存です」とした。 参加する3人による連名のコメントも発表。「JUN SKY WALKER(S)初の海外公演であるオーストラリアでのLIVEが間近となりましたが、ギターの森純太、森くんが喘息発作および肺炎のため、医師から渡航の許可がおりず、LIVEに参加出来なくなりました」と伝えた。「誠に残念ではありますが、今回の事態を受けて我々は話し合い『JUN SKY WALKER(S)を止めない!』という決心をしました!」とライブ決行を決断。「森くんは行けませんが、宮田和弥、小林雅之、ベースの市川勝也の三人で、JUN SKY WALKER(S)のオーストラリア公演をやり切ります!みんなが聴きたいジュンスカのナンバー『歩いて行こう』や『白いクリスマス』はもちろん、今回しか聴けない選曲で、初の海外公演、盛り上げます!来られなかった森くんの分も、力いっぱいやるつもりです!日本から参加するファンのみんな、現地のオーストラリアで参加するオーディエンス、最高のLIVEにしましょう!!伝説の夜を一緒に作り上げましょう!」とファンに呼びかけた。 バンドの公式ユーチューブチャンネルでも、森の不参加を報告。宮田と小林、市川が動画に出演し事情を説明した。宮田は「あした出発なんですけれども、実はきのうですね、森純太が喘息発作と肺炎…去年の年末あたりから苦しそうな感じはあったんですけれども、それがこじれてしまったというわけで、病院で検査をしたところ、喘息発作における肺炎を引き起こしていて、飛行機に乗るのが危険な状態であると、きのう報告を受けました」と経緯を説明。「僕らで協議した結果、今から急にキャンセル…僕たちあしたオーストラリアに旅立ちますから、俺たち3人でJUN SKY WALKER(S)の歌を届けに行こうということになりました」とライブ開催を決断したと話した。 続けて宮田は「バンドだから…行けないけど、森純太の魂はあるし、一番苦しいのは森純太だと思う。その気持ちを持ってジュンスカの歌、愛を届けにオーストラリアに行きますので、みなさんぜひ楽しみにしてもらいたいです」と気合を入れた。 小林は「そういったことになりましたけれども、森君から『頑張って行ってきてね』というふうに言われてますので。ヨロシク!」と笑顔。この日に森の事情を聞いたというサポートメンバーの市川は「びっくりなんですけれども、生きてりゃ色々あるし。僕も、来ていただいたみなさんも、一生忘れない思い出になると思うので、精一杯楽しもうと思います」と語った。
報知新聞社