「大学生だと思っていたらいつの間にか初老」史上初の銅メダル初老ジャパン最年長の大岩義明が感謝伝える
日本オリンピック委員会(JOC)は14日、都内でパリオリンピック大会TEAM JAPAN報告会を行いました。 【画像】銅メダルを獲得した“初老ジャパン”こと、馬術日本代表 JOCはTEAMJAPANの活躍に特に貢献した個人、団体に授与される団長賞を発表しました。 個人では、日本選手団の旗手を務めた男子ブレイキンの半井重幸選手(ダンサー名=Shigekix)とフェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した江村美咲選手が受賞。団体では、史上最多8個の金メダルを獲得した「レスリングチーム」が受賞しました。 さらに、1932年のロサンゼルス五輪以来92年ぶり、馬術団体では史上初となる銅メダルを獲得した大岩義明選手、北島隆三選手、戸本一真選手、田中利幸選手の "初老ジャパン"こと総合馬術団体チームにそれぞれ団長賞が贈られました。 馬術団体の大岩選手は「こんな賞をいただくことができてありがとうございます。48歳になりますけど、表彰式は…あまりないものですから、緊張しております。国民の皆さんにこの五輪を通して、諦めずに一歩一歩前進することができるということを、競技を通じてお伝えすることができた」と感謝を伝えました。 同日に行われた解団式でも大岩選手は「ついこの間まで大学生だと思っていたんですが、いつの間にか初老と呼ばれるような歳に。ただ、ここまで続けることができたのは本当に良かった」とユーモアあふれる言葉で思いを伝えていました。