レムコ、ログリッチらが春の王者目指し熱戦 前半戦レビュー|パリ~ニース
前半4ステージを終えてプラップが個人総合トップ
半分の4ステージを終えた時点での個人総合首位はプラップ。13秒差でブイトラゴが2番手に位置している。 チームTTを勝ったUAEチームエミレーツは、マクナルティが総合タイム差27秒で3位、さらに2秒差でアルメイダが4位とする。 大注目のレムコはプラップから30秒差の5位、同40秒差の6位にベルナル。ログリッチはチームTTでの遅れが響いており、1分10秒差の15位。大会後半での巻き返しが必要だ。 後半戦は、丘陵地を行く第5・第6ステージを経て、第7ステージで1級山岳オロンの頂上フィニッシュ。これが今大会のクイーンステージと目されている。そして、最終・第8ステージでは1級と2級、合計5つのカテゴリー山岳を越えて、ニースの街へとフィニッシュ。今年のツールで登場するコル・ド・エズなど、要所も通過する。 後半4ステージの模様は、改めてレビューします。
パリ~ニース2024 途中経過(第4ステージ終了時)
<個人総合時間賞> 1 ルーク・プラップ(ジェイコ・アルウラー、オーストラリア) 13:15’04” 2 サンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス、コロンビア)+0’13” 3 ブランドン・マクナルティ(UAEチームエミレーツ、アメリカ)+0’27” 4 ジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ、ポルトガル)+0’29” 5 レムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ、ベルギー)+0’30” 6 エガン・ベルナル(イネオス・グレナディアーズ、コロンビア)+0’40” 7 クリス・ハーパー(ジェイコ・アルウラー、オーストラリア)+0’46” 8 マッテオ・ヨルゲンソン(ヴィスマ・リースアバイク、アメリカ)+0’52” 9 リゴベルト・ウラン(EFエデュケーション・イージーポスト、コロンビア)+0’54” 10 カルロス・ロドリゲス(イネオス・グレナディアーズ、スペイン)+1’02”。 <ポイント賞> ローレンス・ピシー(グルパマ・エフデジ、ニュージーランド)。 <山岳賞> マチュー・ビュルゴドー(トタルエネルジー、フランス)。 <ヤングライダー賞(マイヨ・ブラン)> ルーク・プラップ(ジェイコ・アルウラー、オーストラリア)。 <チーム総合時間賞> イネオス・グレナディアーズ 39:48’08”。 TEXT:福光俊介 PHOTO:A。S。O。 / Billy Ceusters
Bicycle Club編集部