週末は一気に季節が進む 北海道では初雪の可能性も 関東でも朝晩はコートが必要
17日(木)と18日(金)は高気圧に覆われて、広く晴天に。19日(土)は、日本付近を前線が南下するため、全国的に雨。北海道では山沿いを中心に雪になる所も。交通機関への影響に注意が必要。
19日(土)は全国的に雨 北海道の山沿いを中心に雪になる恐れ
17日(木)と18日(金)は、高気圧に覆われるため、広い範囲で晴れる見込みです。多くの地点で、日没後の西の夜空に、『紫金山・アトラス彗星』を観測できるでしょう。最高気温は、この時期としては高く、関東、北陸から九州、南西諸島にかけて、軒並み25℃以上の夏日になりそうです。福岡では30℃くらいまで上がり、10月中旬とは思えない暑さになるでしょう。日中は、まだ夏服が活躍しそうです。 19日(土)は前線が日本付近を通過するため、全国的に雨が降るでしょう。広く風も強まり、荒れた天気になりそうです。北海道では平地でも雪が交じることがあるでしょう。交通機関への影響にご注意下さい。車のタイヤは、今のうちに冬用の物に交換しておいた方が良さそうです。 20日(日)は、広く爽やかな秋晴れになるでしょう。北海道では紅葉が見頃を迎えている所もあります。絶好のお出かけ日和になるでしょう。21日(月)も各地で晴れますが、22日(火)は東北から九州では、再び雨が降りそうです。
20日(日)以降は服装選びに注意
18日(金)までは、東日本や西日本を中心に最高気温は25℃以上の夏日になる所が多く、広く半袖の陽気になります。ただ、朝晩は空気がヒンヤリしますので、カーディガンなどの羽織る物が必要になりそうです。 19日(土)の雨を境に、グッと季節が進みます。20日(日)は、季節外れの暑さは収まり、一気に秋らしくなるでしょう。関東でも朝晩はトレンチコートの出番がありそうです。北海道は晴れても、最高気温が10℃に届かない所もあり、日中でも厚手のコートが活躍するでしょう。気温の変化が大きくなりますので、体調管理には十分ご注意下さい。
日本気象協会 本社 福田 浩昭