韓国で増える「ツツガムシ病」患者…2週間で5倍以上、特徴は「黒いかさぶた」
【11月08日 KOREA WAVE】秋が深まるにつれ、ダニ媒介感染症であるツツガムシ病の危険性も高まっている。 紅葉狩りに行ったり、野外で農作業をした後、寒気がして皮膚に黒いかさぶたができたなら、すぐに病院に行って治療を受けなければならない。 疾病管理庁によると、44週目の10月24~30日に発生したツツガムシ病患者は312人で、直前の43週目(221人)より90人以上増えた。9月末から40週目(9人)、41週目(18人)、42週目(57人)など小幅な増加だったが、最近になって急激に増えた。 通常、国内でツツガムシ病患者の約半数以上は11月に発生する。これはツツガムシ病の主な媒介体であるダニがこのころに旺盛に活動するからだ。 ツツガムシ病は通常1~3週間程度の潜伏期を経て、突然頭痛、発熱、悪寒が現れるのが特徴だ。咳、嘔吐、筋肉痛などの症状も伴う。ダニにかまれた部位には、黒いかさぶたができる。 感染初期に適切な抗生剤で治療を受ければ比較的簡単に回復するが、単純な風邪の症状と勘違いして治療時期を逃す場合もある。これを受け、保健当局は秋にこうした症状が現れる場合、すぐに病院で診断を受けることを勧告する。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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