〈富山グラウジーズ・Bリーグ〉「折れないチームを」B1復帰へ藤永主将 21日、天皇杯2次R 10月5日、B2開幕戦
●速いバスケ、練習に熱 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の富山グラウジーズが18日、富山市総合体育館で練習を公開した。今季主将に就いたPG藤永佳昭は「どんな時でも折れないチームをつくっていく。勝ちのメンタリティーを植え付けられるようにやっていきたい」と話し、速さを追求したチームプレーでB1復帰を誓う。 【写真】練習に汗を流す水戸(右)ら富山の選手 スペイン出身のダビー・ゴメスヘッドコーチ(HC)が選手に伝えているのは「ウイニングメンタリティー」だ。熱い指導に引っ張られるようにメンバーが守備からフィジカルにプレーし、藤永は「このバスケットを体現できたら勝てる」と手応えを口にした。 昨季はコミュニケーション不足が響いて勝利が遠のき、富山一筋17年目の水戸健史(南砺市出身)は「常にしゃべって、エナジーを持ってやろうとしている」と新チームの雰囲気を語る。プレシーズンゲームでは1月以来8カ月ぶりの勝利を収め、「勝ちはすごくうれしい。積み重ねていきたい」と気を引き締めた。 21日は魚津市ありそドームで天皇杯2次ラウンドに臨み、B3・新潟アルビレックスBBと対戦する。水戸は「どこが相手でも自分たちのやることをやるだけ」とぶれない姿勢を示した。B2開幕戦は10月5日に富山市総合体育館で神戸ストークスを迎え撃つ。