【ノノガ】最終審査直前、未見の人もまだ間に合う ファイナリスト10人を一挙紹介!実力バキバキの強い女たちの祭典を見逃さないで
大きな話題となっているちゃんみな×BMSGのガールズオーディション番組「No No Girls(通称:ノノガ)」。来年1月11日にKアリーナ横浜で行われる『No No Girls THE FINAL』が近づき、いよいよ物語はクライマックスへ。
隅々まで、全てがまっとうなオーディション
プロデューサーを務めるのは、自身も過去18回オーディションに落ち、見た目など様々な「No」を突きつけられてきたちゃんみな。ノノガはそんなちゃんみなの「『No』と言われてきた人たちを救いたい」という思いから立ち上がりました。ルッキズムに強い問題意識を持つちゃんみなが、ルッキズムが先鋭化するガールズグループの世界で、どんなグループを生み出すのか? 始まる前から気になって仕方がありませんでした。 ノノガを見ていて思うのは、とにかくすべてが「まっとうだな」と言うこと。 ちゃんみなは、「人格やその人自体を否定するような言葉は絶対に言わない」と公言。「例えば歌を一生懸命歌っている子に対して 『全然ダメだわ。何考えてるの? もう1回やり直してきて』って大人がかけてしまうと、一生ものの障害になったりする」「殺人と一緒」とも発言。 オーディションでありがちなトレーナーなどからの全否定、辛辣なダメ出しみたいなものがなく、エンタメ性のために候補者の心をいたずらに消費しない誠実さがあるという点も、このオーディションの誇る大きな意義だと思います。 また、「身長・体重・年齢不問」という点だけでなく、公開型オーディションでしばしば見られる「悪編(揚げ足を取ったり、ミスを何度もフォーカスする、悪い方向に印象操作するなど)」一切なし、候補者が思いっきりご飯を食べるシーン多めなど、様々な点で新しい価値観を提示してくれているように思います。
本物の才能が正しく評価されることが救い
さらに、まっとうだなと思うのは、「本物の才能」がちゃんと評価されていること。やっぱり、今までの芸能界、特にガールズグループって、すごく画一的で厳格な美の基準というのがあって、そこから少しでも外れると、たとえ光る才能があってもはじかれてしまう、みたいなところがどうしてもあったように思います。ノノガでは、もしかしたら今までの基準では評価されなかったかもしれない、でも突き抜けた本物の才能たちが集まり、のびのびとそれを遺憾なく発揮しているように見えるんです。そして、もちろんひとりひとり型にハマらない、今までの軸でははかれない新しい美しさや魅力で溢れているんですよね。
実力と共に重視される「人柄」
ノノガのテーマソングである『NG』の歌詞に「神様に誓ってもずるいことはしない」というフレーズがあるように、ちゃんみなはすごく人間として筋が通った人。SKY-HIが「今はアーティストがパフォーマンスするための背骨の部分が、人柄」と発言したこともあり、このオーディションでは人としての誠実さ、謙虚さ、他者への思いやりといった人柄がすごく見られていると思うんです。実際候補者を見ていると、超尖っていて、圧倒的実力と才能があって、かつすごく人としての誠実さや愛に溢れている、まさにちゃんみなのような人が集まっているなぁと思います。