<鬼滅の刃>櫻井孝宏&河西健吾がメキシコに 「柱稽古編」で「やっとまた義勇と会えてうれしいです」
河西さんは「無一郎は『刀鍛冶の里編』で炭治郎といろいろあり、記憶が戻りました」「『柱稽古編』では、また違った無一郎を楽しんでいただけると」と話した。
会場には、キャラクターのコスプレをするファンや、グッズやコミックスを持ってステージにエールを送るファンも多く、櫻井さんと河西さんが演じる冨岡や時透のぬいぐるみを掲げるファンの姿もあった。それを見た櫻井さんは、義勇について「彼はクールに見えるし、少しトーンが低いキャラクターに見えますが、自分を表現するのが下手。内に秘める部分が実は少しエモーショナルなのではないかと思っています」「いつも寄り添いたいと思って演技しています」と思いを明かした。
河西さんも「無一郎にはさまざまな絆や彼本来の優しさがありましたが、いろいろな過去があったことにより封じ込められてしまったので、炭治郎や仲間がいなければ今の時透無一郎は描かれなかったのではないかと思います。全ての仲間たちに感謝したいです」と、これまでのシリーズを振り返り、時透の成長を感じたと話した。
高橋プロデューサーは、櫻井さん、河西さんに対して「二人とも一見クールに見えて少し言葉も少ないキャラクターですが、心の中に愛や優しさをたくさん持っているところが魅力的です。櫻井さん、河西さんも見た目はクールですが、中身は愛と優しさが詰まっているので、キャラクターもボイスキャストも魅力的だと思います」と、声優とキャラクターの共通点を語った。
最後に櫻井さんは「ぜひ今回の上映では“絆”の素晴らしさをみなさんに届けられたらと思っています。家族や兄弟、仲間の絆など一つ一つが未来に鬼を倒すことにつながっていくので、さまざまな“絆”を楽しんでくださったらうれしいです」と話した。
2月18日に誕生日を迎え、ファンから祝福を受けた河西さんは「僕の人生のこれからの新たな1ページにすてきな日をありがとうございました」と喜び、「たくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございます。ワールドツアーの目的は世界中のファンに直接会って“ありがとう”を伝えることです。みなさまからの愛情を受け取ったので、また日本に持ち帰ります。みなさまに楽しんでいただけるようなアニメを作るために頑張りますので、これからもよろしくお願いします」と締めくくり、大盛況の中、イベントは終了した。
ワールドツアー上映では、声優陣が世界各地で実施される舞台あいさつに登場している。竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門禰豆子役の鬼頭明里さんは、2月17日にシンガポール、18日にジャカルタを訪れた。