ひな人形はいつ飾る?片づけ目線で考える季節の飾り物のトリセツ
こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 2月も中旬になると、女の子のいるご家庭ではひな祭りに向けて飾り付けなどを始めるかと思います。まだ寒い日が続きますが、雛人形があるとお部屋の中がパッと明るくなって春が近いことを感じられますね。 汚部屋生活をしていたママが語る、「捨て活」をしたことで激変した3つのこと 端午や七夕などの「五節句」の一つである「上巳」を3月3日に定めて、ひな祭りとして女の子の成長を祝うようになったのは江戸時代からだといわれています。端午の節句の5月5日に男の子の成長を祝うようになったのも同時期からです。旧暦の3月初旬が桃の花が咲く時期なので、上巳は「桃の節句」とも呼ばれます。 子どもが生まれたら、雛人形や五月人形を初節句までに準備するのが一般的です。私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」では、家が散らかっているので子どもが生まれても飾るスペースがなく、「雛人形を飾ることが夢」と話してくれた人もいました。 今回は雛人形や五月人形を飾るためのスペースを作ることはもちろん、飾るときに注意したいこともお伝えします。
リビングに「飾り物」のスペースを作る
雛人形や五月人形は、昔は床の間に飾っていました。でも、現在の住宅事情では床の間があるご家庭は少ないので、リビングなどの人の集まる場所やよく目につく場所に飾りましょう。東向きか南向きに飾るのがよいという説もありますが、最近はあまり気にしなくてもいいようです。 どこに飾ろうか悩む方は、リビングの一画に飾りや置物を楽しむためのスペースを確保しておくのはいかがでしょうか。イベントや行事では、雛人形や五月人形のように年に1回しか飾らないモノがあります。ハロウィーンやクリスマスなどの飾り付けもそうですね。いつもそのスペースを空けておけば、大がかりな片づけをする必要がなくなります。また、大きなイベントがなくても季節の花を飾ったり、好きな写真を飾ったりと、自由にデコレーションして楽しめますよ。 1~3歳くらいで自由に動き回る時期は、子どもが雛人形などを乱暴に扱ってしまわないか心配で出さなかったという人もいます。でも、せっかくなので、手の届かないところに飾るなどして、1年に1回のお祝い事を満喫しましょう。