ボディビル・フィットネスの世界選手権が12月・日本で開催!世界50カ国のボディビルダーが東京に集結
10月21日(月)、JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)が東京・新宿センタービルで『IFBB女子世界選手権&男子ワールドカップ(12月16日~19日)』の記者会見を開き、青田正順会長、辻本俊子専務理事、荻島順子選手、安井友梨選手、田村宜丈選手、川中健介選手、そして大会アンバサダーのなかやまきんに君が登壇した。 【写真】アーノルドクラシックヨーロッパで金メダルを獲得した日本選手団
1986年からJBBFは国際大会に選手を派遣し、近年は日本選手団の活躍が目立つようになり、そういった功績が日本での開催につながったことを説明した。実際、登壇した4名の選手は全員国際大会での優勝経験があり、特にメンズフィジークの田村選手はメンズフィジークマスターズで5度の世界チャンピオンに輝いている。 また本大会はスポーツ庁からの表彰対象の大会で、昨年の世界選手権で活躍した選手たちはオリンピック・パラリンピックのアスリートたちとともに表彰され、ボディビル競技が他スポーツと同様に競技として評価されているのも近年の大きな動きである。 その背景にはJBBFが取り組むアンチドーピング活動があり、ボディビル・フィットネス競技につきまとうドーピング問題と真剣に向き合っているということが挙げられる。JBBFの選手たちはJADAの指定で選手権大会にて、指名された選手はドーピング検査を受ける義務があり、さらにJBBFは独自の簡易ドーピング検査によってアンチドーピングの啓蒙に努めている団体だ。 本大会の規模感としては世界50カ国以上、選手&役員で700名近くの来日が見込まれる。海外の強豪選手たちの来日について安井選手は「日本では見ることのできない海外の美しい選手たちと、日本選手団が戦う姿をみてほしいです。髪の毛の1本1本にまで気を配るほどの洗礼されたスポーツアスリートたちの姿をぜひ目の当たりにしてください」と話す。 大会の公式アンバサダーにはなかやまきんに君が就任。「ボディビル・フィットネスをもっと多くの人に知っていただきたいという思いを持っております」と力強く語り、会見の終わりには「世界選手権の期間中は暖冬かと思うほど暑い1週間になります。心配なのは街中からタンパク質が消えてしまうことです」とジョークを交え、視聴者を和ませた。
詳細は下記の通り ■大会名 IFBB女子世界選手権&男子ワールドカップ ■期間 12月17日~19日 ■場所 東京・有明コロシアム ■チケット発売 11月上旬予定(JBBFの公式ホームページをチェック) ■開催競技 ボディビル、クラシックボディビル、クラシックフィジーク、マスキュラーフィジーク、フィットネス、ボディフィットネス、ウェルネス、女子フィジーク、フィットモデル、ペア競技など
文・撮影:FITNESS LOVE編集部