日本被団協ノーベル平和賞受賞に長崎市長「核兵器のない世界の実現に向け世界が大きく舵を切る契機に」
2024年のノーベル平和賞に、日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の受賞が決まったことを受け、長崎からも受賞を祝うコメントが発表されている。 長崎市の鈴木史朗市長は「会員の皆様の訴える壮絶な被爆体験に基づいた核兵器の非人道性は、国際世論に多いな影響を与え、広島、長崎に続き核兵器が使用されることを防ぐための大きな力になるとともに、2021年1月に発効した『核兵器禁止条約』誕生の源となりました。今回の受賞は、平均年齢が85歳を超える被爆者の皆様の長年の地道な取組みが世界に認められた証であり、混迷を極める現下の国際情勢の中で、『核兵器のない世界』の実現に向け、世界が大きく舵を切る契機となることを期待しています。」とのコメントを発表した。 また、長崎大学の永安武学長は「この朗報により、核兵器の廃絶と平和を願う長崎からのメッセージが、さらに広くそして強く、世界に発信されることを願います」とメッセージを出した。
テレビ長崎