森永卓郎氏「小池都知事の評価が爆上がりする」予備校「ニチガク」閉鎖で「東京都が肩代わり」を提案
がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が7日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」にリモート出演。東京・新宿で大学受験予備校「ニチガク」が教室を閉鎖したことに言及した。 【写真あり】倉田真由美さん がん闘病中の森永卓郎氏との再会報告「心配していたよりずっとお元気で嬉しかった」 「ニチガク」を経営する日本学力振興会(東京都新宿区)が近く破産申し立てを東京地裁に行う予定で、18、19両日の大学入学共通テストを目前に控え、生徒らに動揺が広がった。 代理人弁護士によると、生徒数減少が止まらない中、パソコンの導入や自習室の整備に多額の投資をしたのが重荷となり資金難に陥ったといい、負債総額は1億円弱の見込み。債権者は約150人で、大半は授業料を納めた生徒側や勤務している講師という。日本学力振興会は1983年に設立され、「新宿で40年の歴史ある指導」をうたっていた。 番組でも「ニチガク」について取り上げると、森永氏は「これね、実は100万円以上の授業料払っちゃって行き詰まってる受験生もいるし、教えてる講師もお給料もらえなくて大変になってるんですよ」と受験生、講師ともに大変と語った。 その上で「私は小池都知事がチャンスだと思うんですよ」と指摘。「ここは緊急避難で“全部、東京都が肩代わりして保障します”って言えば、おそらく何億、どんなに多くても何十億かで済むんです」と東京都が生徒、講師を救済する案を提案した。 そうすれば「一発でこの対応したら小池都知事の評価が爆上がりすると思います」とし「皆、本当に困ってるんだもん。受験直前で。だから是非それをやってほしいなと思います」と受験生のためにも都が救いの手をさしのべて欲しいと訴えた。